整理収納アドバイザーのnocoです。
「一度片づいてもすぐにリバウンドしてしまう」
部屋の片づいている状態がキープできない悩みをよく聞きます。
片づけを習慣化することができれば、
片づけに悩むこともなくなります。
この記事を読んでいただき、
片づけ習慣化のきっかけをつかんでくださいね。
片づけを習慣化するコツ
「人は21日間継続したことは習慣化できる」
インキュベートの法則とも呼ばれています。
という行動心理学の法則があります。
つまり、片づけを習慣化するには、
3週間を目標に続けることが必要なのです。
どうやって3週間続けるか
①今ある習慣に組み込む
今すでにある習慣の前後に片づけを組み込んでいきましょう。
普段の生活の中で、
あなたが無理なく習慣化させていることはどんなことでしょうか。
例えば、
・洗顔やメイク
・歯磨き
・手洗い
・食事
・就寝
こういった毎日する習慣の前後に
片づけをするようにすると自然と忘れず出来ます。
習慣化させるために3週間続けるのが、
まず第一の目標です。
②5分だけやる
片づけのハードルを出来る限り下げましょう。
まずは片づけを毎日5分間だけやってみましょう。
5分間で出来ること
【5分間でできること】
・寝る前にダイニングテーブル上のちょい置きを元の場所に戻す。
・財布の中のレシートを取り出す。
・ソファーに置かれた服をクローゼットに戻す。
・買い物してきたものを収納内に片づける。
・靴を靴箱に入れる。
・カバンを床から移動させる。
・いつか捨てようと思っていた段ボールを束ねる。
できることからでOKです。
最初から無理はしないで、
小さな一歩を踏み出しましょう。
③がんばらない
何かを継続してやる習慣をつけるためにはどうしたら良いでしょうか。
続けるためにはがんばらないことが大切だそうです。
頑張るときにかかるストレスがプレッシャーになります。
ぜひ、皆様にご紹介したい著書があります。
脳心理学者の茂木健一郎さんの著書です。
『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』の中に、
習慣化するには頑張る行為と意識せず、習慣化することが良いと書かれています。
脳の前頭葉には「努力するために使う回路」とも呼ぶべき部位があります。その回路が活性化されている状態が、一般的に「頑張っている」と呼ばれる状態です。
この「努力する回路」は意外なことに、何かを習慣化したり継続したりすることには向いていません。なぜならその回路はことのほか脳のエネルギーを消耗させるため、頑張り続けると疲れてしまうからです。
茂木健一郎著『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』学研パブリッシング、2015,p22
がんばらずに、肩の力を抜いて、やることも
習慣化にはとても大切なことだったのですね。
まとめ
片づけを習慣化するためには、まずは3週間続けることが必要です。
①今ある習慣に組み込む
②5分だけやる
③がんばらない
習慣化するために21日間続けるためには、今ある習慣と組み合わせたり、
がんばらずに肩の力を抜いて、5分だけなど短時間から始めるのがコツです。
普段、歯磨きを頑張ってする人はいないと思いますが、
歯磨きと同じくらい、自然に行うようにすると片づけも苦痛なく習慣化できそうです。
小さなのコツコツを積み上げて
片づけの習慣化を実現していきましょう。
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