コロナ禍の台湾入国
皆さん、はじめまして。
のこです。
2021年の12月に息子2人と一緒に
台湾にやってきました~。
先に5月GWに渡航していた夫と合流。
コロナの影響で家族ビザがおりず、
予定より半年遅れの渡航となりました。
実は、コロナ禍の台湾駐在員家族ビザ発給は2021年5月中旬から12月上旬まで停止していました。いつ、ビザ発給再開になるか目途が立たぬまま、母子で過ごす日々はちょっとしんどかったです。いつビザ発給開始になっても、すぐに引っ越しが出来るように、部屋の片づけなどは進めていました。実際にビザが発給開始の連絡を受けてから1週間ほどで引っ越し渡航となりました。転勤引越しは国内でも経験してきましたが、今回は最速での引越し渡航となりました。
我が家だけはないですが、コロナ禍でしばらく海外旅行もできませんでした。旅行好きの方も今は全然いけていないという感じですよね。久しぶりの飛行機にテンションマックスになりました。その時、台湾へ渡航できる人は居留証を持っている人か台湾国籍の人かに限られていたため、機内はガラガラ。台湾は日本人に人気の観光地なので、コロナ前は常に満席に近い状態だったと思うのに、なんだか切ないですね。
お天気が良かったので、飛行機の窓からみる景色は最高でした。やっぱり飛行機っていいなって再確認しました。
実は予定から半年遅れの渡航
当初、夏休みに渡航予定で手続きや引っ越しなどを予定して動いていました。
ほかのアジアのエリアでも同じ状況だったのですが、台湾が一番遅いくらいだったと思います。海外専門の引越し業者さんは、延期の連絡に「ため息」まじり。ああまたか~って感じの対応でしたね。
息子たちは夏休み前に学校でお別れ会をしてもらったのに、また学校に通うことになってしまいました。夏にはビザが下りると思っていたので、その読みが甘かったです。とくに繊細な心の持ち主の次男はとても可愛そうでした。気持ちが割り切れないまま、半年間行き渋りながらも、ほぼ休まずに登校を続けてくれました。別れはつらいものですが、人は別れると一度気持ちを切り替えた後、別れられないのもつらいんだなって身をもって知りました。
とてもかわいそうなことをしてしまったと親ながらに思ったのですが、コロナ禍なので、似たような経験をされている方も少なくないかもと想像しております。
空港到着から防疫ホテル
空港についてからは流れに乗って手続きを済ませました。入国手続きやPCR検査(唾液)などを済ませ、防疫タクシーで防疫ホテルへ直行。ちょっとびっくりする感じでしたが、防護服を着たスタッフに迎えられて、ホテルのチェックイン。その後、15泊16日のホテル隔離を経て、新居へようやく行くことが出来ました。本当に隔離はしんどかったです。ホテルの部屋からは一歩も出られません。
メンタルも崩壊しかけていましたが、体力もかなり落ちました。
ご飯は3食付きにしたのですが、動かないので全然食べられないこともありました。
台湾には日本食もたくさんあるので、もしかしたらUberなどで自分の好きな食べ物を頼む方が良かったかもしれません。
防疫ホテルから自宅へ新生活開始
防疫ホテルでの隔離生活2週間を終えた後は、自主健康管理1週間がありました。自主健康管理機関は、外に出ることはできるのですが、公共交通機関の利用や、店内飲食等が禁止されていました。
防疫ホテルでの隔離で、かなり体力も気力も落ちてしまい、回復するまでが本当に大変でした。ちょっとそこまでの買い物に出かけるのにもへとへと。毎日昼寝をしていた位です。
2021年の年末はホテル隔離で終わってしまったので、2022年の年明けから本格的に台湾での新生活が始まった感じです。ちなみに、この記事を書いている時は、ちょうど滞在3ヶ月が経った頃になります。
新しい学校(日本人学校)に行きたくない!と次男は毎日言っていましたが、少しずつ新生活にもなれました。現在は、無事春休みを迎えることができて毎日のんびり過ごしているところです。
40代主婦ゼロからの語学学習
台湾に来て隔離明けの1月から語学学習をスタートしました。
日本では語学を一切学んできていません。
実は、私は学生時代スロベニアに留学していたことがあります。その時、日本にいるうちに少しだけでもと、留学生から語学を教えてもらって少し分かる状態で渡航したのですが、ほとんど意味がなかったなあと思った経験があります。現地学んだ方が身につくのも早いですね。日本にいるときは、中国語自体に興味が持てなかったのもあり無理はしないことにしました。
台北では繁体字を用いた北京語が使われています。
中国本土の北京語で使われている漢字とは違い、難しい漢字が使われています。日本人には逆に台湾の感じの方がなじみがあるというか、理解しやすいかもしれません。
単語等や言い回しなども若干違うようですね。漢字が分かる日本人には中国語学習は実は0からのスタートではありませんでした。意味は何となく分かるからです。難しいのは発音。4つの声調と軽声(音の上下、イントネーション)があるのが難しいです。ただ、台湾の北京語はあまり舌を巻かないので、日本人にも発音しやすいのかもしれないなあと学びだしてから思いました。今は、中国語のきれいな音と響きに魅了されています。案外ファーストタッチの印象は悪くなかったという好印象スタートになっていますよ。
現在、マンツーマンで指導してくれる日本語堪能の先生に教えてもらっています。家庭教師のスタイルで週3回ほど自宅にて受講しています。学校に通う通学時間がゼロというのは滅茶苦茶助かります。
マンツーマンの先生なので、生活で困ったことも相談できます。台湾の方は本当にとても優しいです。実際に先生が学習後に携帯の操作や薬の購入など付き合ってくださったりもしました。
肝心の習熟度ですが、今は、ちょっとレジでの会話が出来るようになってきたかなレベル。まだまだ聞き取れないし、言いたいことも十分には言えません。
しかし、学べば即使えるという環境ですので、学んでいて、とても楽しいです。
台湾グルメといえば、台湾カステラ
日本でも「台湾グルメ」は大人気ですね。
台湾カステラは今や大ブーム。
お寿司屋さんのデザートメニューやコンビニスイーツにも登場していると知人から聞きました。私も食べてみたいです。
台湾○○とつけて販売するとブームになるのでは?と思うくらい台湾グルメは日本で大人気ですね。
次の流行をあてられる位、ネクストブレイクしそうな台湾グルメに探りを入れてられたらと思っています。
台湾での食生活
台湾は外食文化が盛んです。共働き世代が多いのと、もともと食に貪欲なんだと思いますが、3食外で済ませるという方も珍しくはないそうです。子どもの朝ごはんを買って学校に持たせるのも普通だそうです。
おそらくコロナ禍以前から、普通にテイクアウトの文化があります。我が家もせっかくなので、いろいろとテイクアウトしてきたご飯を食べています。毎日どこでテイクアウトしてきて食べようかなと目移りして考えてしまうほど、飲食店は多いですよ。
ただ、体重がこちらにきてから3キロも太ってしまったので、自炊もするようになりました。日本食が一番身体に合うこともよく分かりました。
豆花、台湾料理のお弁当、小籠(湯)包、餃子、牛肉麺、餃子屋、パスタ屋、パン屋、八百屋、タピオカドリンクなどの行きつけのお店もいくつかできましたので、またご紹介したいと思います。
観光はこれから
まだあまり観光地などには行けていません。買い物に便利な場所に住んでいるし、PCホームというネットでいろいろと便利に買い物もできますので、遠出をする気になれていません。案外、インドアな私です。駐在員の家族の生活なので、旅行とは違い、子どもの生活を落ち着かせるのが最優先で過ごしてきた3ヶ月でした。
子どもたちも、春休みに入りましたので、お出かけはこれからですね。
台湾の観光や生活についてももっと深くリアルなレポートをこのブログでいろいろと紹介していこうと思います。
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